清渓川(チョンゲチョン)調査

 清渓川は、韓国の首都ソウルの中心部を流れる河川です。この川は、高度経済成長に伴う都市化の進展や、これに伴う水質の汚濁化、また、増大する道路交通に対応するために、川の上に蓋をし、道路として使われていました。
 しかし、かつての清流に川を復元するという事業が行われ、2005年9月に、清流として復活した河川です。しかも、この事業では、車線数が減った道路を新たに造っておらず、このような取組は類を見ないものでり、2005年12月、稲葉会長を始め当ネットワーク会員有志などで現地調査を実施しました。
Cheong gye cheon Museum
<写真1>
 清渓川博物館にあった、かつての清渓川付近の様子の模型。
Cheong gye cheon Museum
<写真2> 
 清渓川に蓋をする工事の様子を写した写真。多数の柱が建設されています。
Cheong gye cheon Museum
<写真3>
 最近までの清渓川。川の上に道路が建設されたいました。
Cheong gye cheon Museum
<写真4>
 左の道路を撤去する様子を表現した模型。
Cheong gye cheon Museum
<写真5>
 清渓川の下流にある博物館。清渓川に関する様々な情報があります。
清渓川
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 清渓川と街並み。川の両側には、残された道路があります。
清渓川に残る橋脚
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 かつて道路として使われていた橋脚がモニュメントとして残されています。
清渓川
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 清渓川の上流端。12月だというのに多くの人で賑わっていました。
清渓川
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 都市河川ですが、植栽などの緑化が行われています。夏なら緑が映えると思います。
清渓川の渡床路
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 河床勾配が緩く流れが遅い場所には、両岸を行き来できる、渡床路が設置されています。
清渓川にいた鴨
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 清渓川を泳ぐ鴨。清渓川は、河川の生態環境に配慮して造られています。
清渓川
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 清渓川復元により両岸が分断されたため、15の車道橋と6つの歩道橋が架けられています。
清渓川のギャラリー
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 川の中を歩いていると、護岸の一部がギャラリーになっています。
清渓川のギャラリー
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 左の写真の拡大。清渓川は、河川であり、と同時に公園といった感じもします。
ボランティアが飲み物を提供
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 所々で、ボランティアの方々が暖かい飲み物を提供していました。
島谷幸宏
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 清渓川復元事業には、日本人も関わっています。
夜の清渓川
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 夜の清渓川。クリスマスシーズンも手伝ってか、昼よりも多くの人で混雑。
参加者
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 今回の調査の参加者と清渓川を案内して頂いた方。

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