黒川の見どころ

であいの広場、であいの石
Gであいの広場、であいの石
余笹川と黒川の合流点に、「であいの広場」がある。また、合流点の川の中にある「であいの石」は、昔、東山道の橋脚に使われていたと言い伝えられており、船着き場として使われたとも言われている。
成沢河畔公園
H成沢河畔公園
この公園には、かつての東北本線の橋台のミニチュアがある。東北本線は大正9年に現在の路線に切り替えられたが、その鏡台は昔のまま残っていた。那須水害による改修工事で撤去せざるを得なかったが、そのレンガを使用してミニチュア版で復元した。
旧JR橋脚
I旧JR橋脚
旧東北本線の橋脚が、県道豊原高久線の弥次郎橋から550m南に今も残っている。
小川に架かる橋は昔、東北本線の鉄橋だった。橋のたものから川に降りてみると、当時のままのレンガづくりの橋脚が見られる。
矢の目ダム
J矢の目ダム
農業用水の安定供給を目的として板敷川に作られた農業用ダム。
このダムの完成によって、余笹川、黒川流域の農業用水の水不足が解消された。四季折々の風景は心を和ませてくれる。
カッパの経読み崖
Kカッパの経よみ崖
昔、黒川べりに、ごつごつした崖が崩れて川の中に落ち込んでいるところがあった。ここを通って黒川をぬける人はオッカナビックリ、お経を読みながらこの崖を越えたとか。
また、この青くよどんだ淵にはカッパが住んでいて悪戯をしたという民話が残っている。
うまれっこ淵
Lうまれっこ淵
昔々、蛇の子どもを身ごもってしまった娘を、老婆は菖蒲の湯にいれたり、ヨモギを煎じて飲ませたりした。すると娘のおなかから子蛇がゾロゾロ出てきた。肥ザル7杯半ほどもあった子蛇を近くの黒川の深い淵へ投げ捨てた。それ以来この淵を「うまれっこ淵」と呼ぶようになった。
この辺りでは、端午の節句に菖蒲湯に入り病難をよける、という風習はこの言い伝えによると言われている。

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